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コンビニが「市役所」や「見守り拠点」に──高齢化ニュータウン再生に挑むローソンとKDDIの新構想

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ハッピーローソンタウン池田伏尾台店のオープンセレモニーで、地元の子どもたちと記念撮影に臨んだ(写真:筆者撮影)
  • 石井 徹 モバイル・ITライター
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より詳しい相談には、隣接する「Pontaよろず相談所」のブースが対応する。前段でAIが簡単な案内をこなし、奥のブースに進むと有人対応に切り替わる。ブースの画面には、スマートフォン・携帯電話、でんき・ガス、金融サービス、診療・処方せん、暮らしのサービスなど8つの相談メニューが並び、生活インフラから医療まで幅広い。auが携帯電話の契約や乗り換え、家電量販店のJoshin(旧・上新電機)が家電の出張修理相談、清掃サービスのダスキンがエアコンクリーニング、池田市役所が行政手続きと、それぞれの窓口に画面でつながって相談できる。相談自体は無料だ。

「Pontaよろず相談所」のブース内。画面から携帯電話や家電修理など各サービスの窓口につながる(写真:筆者撮影)

店内には、生成AIを積んだコミュニケーションロボット「AI Ponta」も置いた。話しかけると占いや名言で応じ、おすすめ商品も案内する。2025年6月に開いた東京・高輪ゲートウェイシティの「Real×Tech LAWSON」に続く2例目の設置だ。行政相談を担うカエデが実用なら、こちらは来店のきっかけをつくる役回りで、子どもや高齢者が気軽に立ち寄る呼び水を狙う。

ドローンが街を見守り、災害時の拠点にも

店舗の敷地には、KDDIスマートドローンが運用するAIドローンのドローンポートを常設した。ローソン店舗へのAIドローン常設は今回が初めてだという。

敷地内に常設されたドローンポート。AIドローンの実機が待機している(写真:筆者撮影)

このドローンは360度の空間を把握して障害物を自動で回避する。最大40分間飛行でき、可視光に加えて赤外線カメラを搭載し、人や熊などの熱源も検知できる。250メートル先の車のナンバープレートを識別できるズーム性能を持つ。

運用は東京や北海道の拠点から遠隔で行う。平日に1日1回飛行させ、小学生の登下校を見守る計画だ。比較的危険とされる通学路のデータを行政から受け取り、飛行ルートに組み込むという。オープンセレモニー前日に接近した台風6号では、近隣を流れる川の状況をこのドローンで撮影した。河川やため池の監視を従来の職員による現地確認から上空からの確認に置き換えれば、職員の負担を減らせる。KDDIは、こうしたドローンの拠点を将来的に全国1000カ所まで広げることを視野に入れる。

ドローンのデモ飛行中の管制画面。左に飛行ルートの地図、右に可視光と赤外線カメラの映像が表示されている(写真:筆者撮影)
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