NECナイメヘンは独身の若手が多く、プライベートでも仲が良い印象があります。
たとえばオランダ代表GKのロビン・ローフスは、塩貝選手と頻繁にお茶をする仲でした。
ローフスは2025年8月、プレミアリーグのサンダーランドへクラブ史上最高額となる違約金1050万ユーロで移籍しました。
約半年後、今度は塩貝選手がクラブ史上2番目の額となる違約金950万ユーロでボルフスブルクへ移籍します。
親友2人がクラブの歴史を変えたというわけです。
ほかにも、U-21フランス代表MFのノエ・ルブレトンと仲が良く、塩貝選手の家によく泊まりにきていました。NECナイメヘンは日本人選手が馴染みやすい雰囲気があるので、今後も日本人選手のステップアップの場として機能するでしょう。
また、その原動力となっているのはカルロスの力です。
カルロスはもともとフローニンゲンでヘッドスカウトを務めており、その際に堂安律選手に、その後AZアルクマールに行き、ヘッドスカウトとして菅原選手にオファーを出して獲得しています。
NECナイメヘンでも小川選手、佐野選手、塩貝選手という3人の代表選手を輩出していますし、親日で、かつ見る目もピカイチです。そんなカルロスに支えられながら日本のサッカーは発展している、と言っても過言ではありません。
代理人と選手を超えた関係性
僕は1992年生まれ。塩貝健人選手は2005年生まれ。
実に年齢差は13歳もあります。
ただ、僕たちの会話を耳にしたら、年の差はきっと感じないでしょう。
塩貝選手が僕にツッコミを入れたり、イジったり、大学の同級生のような距離感になっています。
もちろん最初から距離感が近かったわけではありません。
塩貝選手がオランダに来た頃は、あくまで交渉を受け持つ代理人と選手の関係にすぎませんでした。
オランダの空港に迎えに行ってそのまま食事に行きましたが、そのときは目も見てくれませんでした。先ほどの食事会のような日々のやりとりを通して、少しずつ距離が近づいていきました。

