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55%が「YouTube」を利用も、いまだ「ブラウザ検索」が強い《新車を買う時》の情報収集の仕方

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SNS比較で見えた新車購入時の情報収集、その役割分担(写真:Jo Panuwat D / PIXTA)
SNS比較で見えた新車購入時の情報収集、その役割分担(写真: UnImages / PIXTA)
  • 三浦 太郎 インテージ 自動車アナリスト
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YouTubeの口コミとしては、動画そのものの中身に加えてコメント欄の情報も活用されていると考えるのがよさそうだ。

さらに検討フェイズが進み、購入候補を絞る段階でも、YouTubeは24%であり、Instagram:7%、X:6%と比較し、一定の存在感を示している。候補を具体化し、比較検討を一段深める局面でもYouTubeが使われていることがわかる。

InstagramやXも一定の役割は持っているが、YouTubeほど幅広い目的を担えてはいない。複数の用途をまたいで使われているという点で、YouTubeは他SNSより一段太い導線になっている。

情報収集はデジタル化しても、購入はなおリアルが強い

ここまで見てきたように、新車検討ではブラウザ検索が情報の総合的な窓口となり、YouTubeが走りや口コミなど感覚情報を補う役割を果たしている。では、そうしてデジタル上で理解を深めた先で、そのままオンラインでの購入へ進むのだろうか。

ひとつデータを紹介しよう。「試乗に行くのは面倒だと思うか」を4つの選択肢で聞いてみたものだ。

「あてはまる」と「ややあてはまる」を足し合わせると、最も多いのが30代で55%、最も低い60代でも42%と、いずれも大まかに“約半数”である。

傾向としては、若年ほど面倒だと感じている人が多い。試乗は意外と負担を感じる行為のようである。

ディーラーに行かなくともオンラインで販売店員に相談をしたり、WEBで新車購入することができるようになってきている昨今の状況において、「WEB完結で新車を購入したいか」もあわせて問うてみた。

こちらは、若年ほど利用してみたい割合が高くなっているが、最も多い18-29歳でも「ぜひ利用したい」と「利用したい」を足しても34%にとどまる。

若年層のデジタル受容度合いは他年代より高いだろうが、一方でクルマ購入にまだ慣れていない、その結果として利用意向は高まっていないと考えられる。

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