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「今年こそ大復活?」ニコラス・ケイジ(62)"借金地獄"と"長い空白期"を乗り越えた執念の生存戦略

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ニコラス・ケイジ スパイダー・ノワール
『スパイダー・ノワール』ワールドプレミアに出席したニコラス・ケイジと妻の芝田璃子(写真:REX/アフロ)
  • 猿渡 由紀 L.A.在住映画ジャーナリスト

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「真の演技派」で「世界的大スター」。20年前に手にしていたその両方の肩書きを、ニコラス・ケイジ(62)は、ついに取り戻すかもしれない。

世間からほぼ忘れられていた間も熱心に仕事を続け、ここ5年ほどは少しずつまた注目されるようになっていたが、今年はいよいよ実りの年となりそうなのだ。

メインストリームへ本格復帰

そこに導いてくれそうな作品は、ふたつ。まずは、先月末にAmazonプライム・ビデオで配信開始となった『スパイダー・ノワール』。アカデミー賞を受賞した2018年のアニメーション映画『スパイダーマン/スパイダー・バース』で同じキャラクターの声を務めたが、今度は実写で、しかも主演だ。

マーベルコミックをソニー・ピクチャーズとAmazonが製作するこの作品は、ここしばらくインディーズの世界で活動してきたケイジにとって、メインストリームへの本格復帰の意味も持つ。

作品自体がヒットとなるかどうかは現時点でまだわからないものの、ケイジの演技への評価は高く、うまくいけば、9月のプライムタイム・エミー賞など重要なテレビの賞に候補入りするかもしれない。40年以上のキャリアでテレビドラマに出たことがない彼は、これらの賞に今までご縁がなかった。

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