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「給料は経費じゃなく投資」「1円も買い叩くな」山梨のスーパーで、元ファーストクラス料理人や銀座パティシエが働く理由

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調理中のまるさん
店内の厨房で調理中の元ファーストクラス料理人、まるさん(写真:ひまわり市場提供)
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「美味しいスイーツを全国から探してきて、売り場に並べるのが今の私の仕事です。自分がお客さんだったら、手に取りたくなるような陳列を意識しています」

仕入れは、添加物を極力使わない商品にこだわる。しかし、いきなり今までの商品を変えると客が戸惑うかもしれない。スイーツは賞味期限が短い。廃棄は嫌なので、少しずつ、少しずつ、品揃えを変えた。 朝から晩まで、スイーツ売り場を美しく整える。

五番街のマリさんが開発した『歴史的コーヒープリン フィエルテ』税込540円。コーヒープリンとコーヒーゼリーの2層仕立て。テレビにも取り上げられた人気商品だ(写真:ひまわり市場提供)

「私は、マイクでしゃべることはできません。ちょっと恥ずかしくて(笑)。でも、美味しい商品の仕入れと、売り場の陳列を整えることはできるので、そこは徹底的にやります。あとは、社長のマイクに頼ります」

五番街のマリさんこと「マリ・コシカワ」さん(写真:ひまわり市場提供)

最近は、提携先のケーキ屋さんで作られた、皮がパリッとした本格的な食感のエクレアを仕入れた。1個税込み400円。那波さんがマイクで語ると、1日で100個が売れたという。

「1円も買い叩くな」

那波さんは、頼もしいアベンジャーズについてこう語る。

「私には売る技術はあっても、商品を仕入れる技術はないんです。だから、商品知識があり情熱がある彼らに任せています」

仕入れに関しては一切口を出さない那波さんだが、口酸っぱく伝えることがある。

「1円も値下げ交渉をせず、まずは、言い値を聞くこと」

客の言い値に自社の利益をプラスして、店頭で売り切れるかを判断する。「いける」と思ったら大量に、継続して仕入れる。「無理だ」と判断したら、はっきりと断る。

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