すると、そのアプリの通知を設定するメニューが現れる。ここで歯車マークをタップすると設定画面が表示される。この中にある「通知のカテゴリ」で、不要な内容の通知だけをオフにすることができる。実際に不要な通知から上記の手順でこの画面に進んでいくと、その通知がどのカテゴリーに該当しているかを点滅で示してくれるので、それをオフにすればいい。
カテゴリー分けは、項目名を読んだだけだと分かりづらいので、「設定」アプリから飛ぶよりも、この方法で確実に不要な通知だけをオフにしていけば、重要な通知が届かなくなる失敗はなくなるはずだ。ただし、このようなカテゴリーの分類をきちんとしているのは、一部のアプリ開発者にとどまっている。アプリの中には、すべて「その他」にまとめているものもある。
あまりユーザーフレンドリーな仕様とは言えず、ユーザーから、通知をまとめてオフにされるリスクもありそうだが、カテゴリー分けは十分浸透しきっているとは言えない状況だ。このようなアプリの通知がうっとおしく、かつ即時必要な通知が少ないときには、通知を「サイレント」に分類するといい。先ほどと同様、通知を長押しして、「デフォルト」から「サイレント」に切り替えるだけで、サウンドやバイブが鳴らなくなる。
さらに、サイレントの通知は通知一覧でも下の方にまとめられるため、時間があるときにじっくり確認して、開くものを選択していくことが可能だ。通知自体をブロックしてしまう前に、いったんサイレントに“格下げ”してから様子を見てもいいだろう。端末にアプリを多く入れている人は、ぜひ見直してみたい設定と言える。
急いで返信すべきかの判断材料になる通知の要約
SMSやMessengerなどの通知は、通知内にその中身が表示される。ただ、メッセージが長いと通知欄に収まりきらず、肝心の内容が分からないのが難点。メッセージの重要度によって、すぐに開くべきか時間のあるときにゆっくり返信すればいいのかを判断したいときに、不便な仕様と言える。これを解決したのが、Pixelシリーズに搭載された「通知の要約」だ。
要約は、サーバー上ではなく、端末上のAIで作成している。そのため、対応している機種はPixel 9シリーズ以降となり、Pixel 9aや10aなどの廉価モデルは非対応となる。通知の要約自体は、昨年から対応していたが、日本語に対応したのは26年3月。始まってからまだ間もないため、気づいていない人もいるはずだ。
この機能は、「設定」の「通知」にある「通知の要約」で設定できる。これをオンにしておくだけでいい。なお、対応アプリは基本的に中身が長くなりそうなメッセージ系アプリに限定されている。SMSやRCSを送受するための「Googleメッセージ」や、Facebookの「Messenger」、DM(ダイレクト・メッセージ)を送受信できる「X」などのアプリがこの要約に対応する。
例えば、打ち合わせの時間と場所がまだ確定していないため、その候補を送ってほしいというメッセージを受信したとする。メッセージの中身は会話調の冗長な文章になっているが、Pixelの通知の要約機能を使うと、これが「明日の打ち合わせの時間と場所について質問。候補があれば教えてください」と短く2行にまとめられる。実際、これでメッセージの中身はほぼ伝わっている。
