共通のテーマで何通かメッセージをやり取りしたあと、それをまとめて2行に表示することも可能だ。より詳細を確認しておいた方がいいと思ったら、通知の要約の右上に表示されている「V」をタップすると、通知の領域が拡大して、要約されていないそのままのメッセージを読むことができる。2行でパッと読めるため、通知に反応すればいいかどうかの判断がしやすくなる。
残念なのは、この機能がAndroid共通ではないというところ。AIの処理をデバイス上で行っており、スペックにも依存するため、メーカーをまたがった共通仕様にするのは難しくなりそうだ。Pixelシリーズでも、先に挙げたように24年モデル以降でPixel aシリーズは非対応になる。また、現在ではメッセージ系アプリなどの一部しか利用できない。今後の対応機種やアプリの拡大に期待したい。
特定の人を優先通知に設定して目立たせる
メッセージ系の通知は、先に挙げたプロモーション系の通知と比べて重要度が高いことが多い。知り合いから届くのが基本だからだ。このような通知がほかのものに紛れてしまわないよう、不要な通知を減らす方法は解説したが、その上でメッセージ系の通知をより目立たせれば見逃しづらくなる。
Androidにはメッセージ系の通知に気づきやすくするよう、「優先」という機能がある。この設定は、アプリごとではなく、アプリに届く人ごとに設定することが可能だ。特定の人からの連絡だけを、より目立つようにできるというわけだ。「優先」に設定した人からメッセージが届くと、画面上部のステータスエリアにアイコンが表示される。ホーム画面でも、誰から届いたかが一目瞭然だ(ちょっとアイコンは小さいが)。
設定方法は次のとおり。「設定」の「通知」から、「会話」を選択する。ここでは、対応するアプリの「最近の会話」が表示されている。こちらも、GoogleメッセージやMessengerなどのアプリが対象。標準では、「デフォルト設定」になっている。この中から優先したい相手を選び、設定を「デフォルト」から「優先」に切り替えるといい。
また、通知は左右のフリックで簡単に消えてしまうため、重要なお知らせを見逃してしまうおそれもある。これを防ぐには、過去の通知の履歴を残しておくといいだろう。この機能を、「通知履歴」と呼ぶ。標準ではオフになっているため、設定で有効化しておく必用がある。
設定方法は、「設定」から「通知」を開き、「通知履歴」の中にある「通知履歴を使用」を有効にするだけだ。単なるお知らせだと思って消してしまったら、アプリの中にその中身を表示するための導線が見当たらないということもある。このような時には、通知履歴から過去の通知を探して、タップすることで当該通知をタップした時と同じ画面を開くことが可能だ。
通知の履歴に関しては、Pixel以外のAndroidにも標準的に搭載されているため、有効化しておいた方がいい。Androidでは、ほかにも通知が届いた際に画面(機種によっては画面の一部)に光ったようなエフェクトを表示させることができる。不要な通知を減らしつつ、重要な通知はこうした手段で逃さないようにしておくといいだろう。
