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4月27日、中国の首都北京で開催されていた北京国際自動車ショー(北京モーターショー)の会場内で、車載電池最大手の寧徳時代新能源科技(CATL)の動画撮影チームが忙しそうに立ち働いていた。
彼らは上汽VW(訳注:中国の上海汽車集団とドイツのフォルクスワーゲンの合弁会社)の展示ブースから、CATL製の車載電池を搭載した新型車を一般消費者向けに宣伝しようとライブ配信を準備していたのだ。
CATLは車載電池を自動車メーカーに納入しており、消費者には直接販売していない。しかし同社は、自動車メーカーからより多くの受注を獲得するための重要な手段として、消費者向けプロモーションに力を注いでいる。
2023年から中国各地の空港や高速鉄道駅などに大量の広告を投入し、電池の性能の高さや安全性を消費者にアピール。24年8月には四川省成都市に大型ショールームを開設し、CATL製の電池を搭載した全車種の展示を開始した。
さらに26年5月には、どの自動車メーカーのどの車種にCATL製の電池が搭載されているかを確認できるオンライン検索サービスも立ち上げた。
このようにして、CATLは中国の消費者の間に「ナンバーワンの電池メーカー」というブランドイメージを築くことに成功。自動車ディーラーを訪れる消費者の多くが、購入を検討しているEV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド車)について「搭載している電池のメーカーはどこか」と販売員にたずねるようになった。
CATLの世界シェア4割
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