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実は「ココイチ」の壱番屋が運営している…静かに拡大中「超本格派・ジンギスカン店」実際に訪れて見た"意外な光景"

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「旭川成吉思汗 大黒屋」入り口
入り口の壁面に描かれた大黒天のキャラクターと「ASAHIKAWA JINGISUKAN DAIKOKUYA」のロゴ。旭川本店から続くブランドの顔(写真:筆者撮影)
  • 鈴木 恵美 外食・小売に強いプロ広報/初代プレスリリースエバンジェリスト
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訪問したのは13時過ぎ。客層は30代以上が中心で、観光客と思しき外国人グループや、1人で訪れた女性客の姿もあった。先日、筆者が東洋経済オンラインに寄稿した「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」の取材で見た20代中心の夜の流動とは、明らかに空気が違った。

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土日祝限定ランチセット。生ラム2枚(モモ・サーロイン・ヒレ)+味付け成吉思汗100g+焼き野菜付き(写真:筆者撮影)
ランチセット到着時の全景。生ラム盛り合わせ(大皿)、味付け成吉思汗(タレ漬け)、焼き野菜、羊脂が並ぶ(写真:筆者撮影)
生ラム盛り合わせ。大皿に「モモ・肩ロース・サーロイン・ヒレ」の4部位が盛られ、羊形のカードで部位が示されている(写真:筆者撮影)
味付け成吉思汗(タレ漬け)。大黒屋自慢のタレが絡み、白ゴマがトッピングされている(写真:筆者撮影)
ランチセットには、焼き野菜(かぼちゃ・もやし・玉ねぎ・いんげん・にんじん)がついてくる。複数種類の野菜なところが嬉しい(写真:筆者撮影)

大黒屋とラムちゃん、それぞれの「勝ち筋」の違い

観察した範囲では、酒を積極的に飲む様子はあまり見られなかった。代わりに目についたのは、ランチセットを食べ終えた後に肉を追加注文する客の姿だ。ラムちゃんで観察した「肉が終わったら小皿と飲みへ移行する」動きとは対照的に、大黒屋では「もっと肉を食べる」方向に客単価が伸びていた。

滞在時間は約1時間。食べ終えたら席を立つ客が多く、長居する空気ではなかった。比較的短い滞在時間と目的来店の組み合わせが、昼営業を成立させている構造にも見えた。

「本場感」の正体も、取材を通じて少し見えてきた。北海道感というより、「専門性の積み上げ」だった。炭火・北海道の鋳物鍋・毎日手切りの肉・オリジナルスパイス。メニューには「余分な脂や筋を取り除く」と明記されており、実際に羊特有の強いにおいは少なく、脂に甘みがあった。タレは濃すぎず、肉を食べるための設計になっていた。

おひとり様用でご用意と記された白米釜飯は、上川郡東川町産米だ。炊き上がりまで20分ほどかかるということで、いちばん最初に注文。卓上で炊き上がるのを待つこの時間も、この先に待っているおいしさへの道のりだ(写真:筆者撮影)
看板メニュー「生ラム成吉思汗」。950円(税込1045円)。肩ロースは赤身と脂身のバランスが良く、筋肉繊維が細かく柔らかくジューシーな肉汁が特徴(写真:筆者撮影)
炭火鋳物鍋で焼き始めた直後。肉から白煙が立ち上る(写真:筆者撮影)
焼き上がりのラム。炭火の遠赤外線効果で外はしっかり、中はジューシーな仕上がり(写真:筆者撮影)
卓上スパイス棚。左から「おろしにんにく」「大黒屋クラッシュレッドペッパー」「大黒屋オリジナルスパイス」、呼び出しボタンが並ぶ(写真:筆者撮影)
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