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21時以降に行くと角ハイが「無料で飲み放題」になる…ジンギスカンを"大衆酒場"に変えた「新興チェーン」の巧みな設計

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大衆ジンギスカン酒場ラムちゃん 町田店。のれんには「大衆ジンギスカン酒場」の文字が並ぶ(写真:筆者撮影)
  • 鈴木 恵美 外食・小売に強いプロ広報/初代プレスリリースエバンジェリスト
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公式アプリをダウンロードし、来店時に入会金200円を支払うと、「21時以降限定 0円ハイボール飲み放題」などの特典が利用できる。利用にはラムちゃんセットまたは食べ放題の注文が必要で、入会当日から適用可能だ。

初回来店の心理的ハードルを下げながら、アプリを起点に再来店を促す仕組みにも見える。

アプリでは来店ごとに「ラムガチャ」が引けるほか、スタンプ5個ごとに「食べ放題0円クーポン」が配布される仕組みも導入されている。誕生月には会計20%OFF特典も利用できる(写真:筆者撮影)

ただし、会員特典の内容は定期的に見直されており、アプリ側での制度更新も続いているようだ。

例えば、従来提供されていた「お通し一生無料」や「VIP会員限定 レモンサワー飲み放題」などの特典は、2026年3月31日をもって終了した。会員ランク制度のランクアップ機能も同日で終了している。

試行錯誤の中にあることがわかるが、入会金が200円であることを考えれば、消費者としてメリットは小さくないだろう。

設計は現場で機能しているか

取材を終えて気づいたのは、ラムちゃんが「ジンギスカンを食べる店」だけでなく、「ジンギスカンを入口にして飲む場」としても設計されていることだ。

肉を焼き終えた後も、卓上タワーからハイボールを注ぎながら会話が続く時間があった。注文が止まり、ジンギスカン鍋が空になっても席を立つ動機が生まれにくい。

スマホQRコードで注文が完結するため、スタッフを呼ぶことなく小皿をひとつ追加するだけで飲みが続く。

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