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21時以降に行くと角ハイが「無料で飲み放題」になる…ジンギスカンを"大衆酒場"に変えた「新興チェーン」の巧みな設計

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大衆ジンギスカン酒場ラムちゃん 町田店。のれんには「大衆ジンギスカン酒場」の文字が並ぶ(写真:筆者撮影)
  • 鈴木 恵美 外食・小売に強いプロ広報/初代プレスリリースエバンジェリスト
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卓上に置かれたハイボールタワーは、金色のサーバーにタイマーが取り付けられている。客は自分のペースでグラスに注ぎ続けることができ、スタッフを呼ぶ必要がない。60分の制限時間はタイマーで可視化されており、終了時には「飲み放題、終了です。注いじゃだメェ〜」と書かれた青いPOPがタワーに差し込まれる仕組みだ。

さすがに厳密には無料ではないものの、「ラムちゃんセット」(1078円・60分制)を注文すれば角ハイボールの飲み放題が通常660円のところ0円になるのはお得感が強い。写真は60分終了時に卓上タワーへ差し込まれるPOP(写真:筆者撮影)

最初に運ばれてきたのは、塩〆熟成上ラム肩ロースとラムももジンギスカンの2種。ジンギスカン鍋の上に玉ねぎを敷き、ラムを載せて焼く。脂の乗った肩ロースは短時間で火が通り、付属のネギ薬味と合わせると軽く食べ進められる。ラム特有の強いにおいは比較的抑えられていた。ただ、この店で肉を焼く時間は思ったより短かった。

ラムちゃんセットの肉2種。塩〆熟成上ラム肩ロースとラムももジンギスカン。部位名がラベルで明記されている(写真:筆者撮影)
追加注文した「熟成赤身ジンギスカン」。赤身中心でクセが少なく、たっぷりの春菊とネギのオリジナル薬味と合わせて軽く食べ進めやすい印象だった(写真:筆者撮影)

注文履歴を振り返ると、滞在の重心がよく見える。最初にラムちゃんセットとラムユッケを注文し、しばらくして小皿おつまみ(マカポテサラダ・どんぐり醤油漬け・海苔ノリ冷奴)と追加の肉(熟成赤身ジンギスカン)と黒烏龍茶を追加。最後に、〆のつけ麺を注文した。

ラム→ハイボール&小皿へ自然とシフトする

振り返れば、ジンギスカン鍋で肉を焼いていた時間よりも、卓上タワーからハイボールを注ぎながら小皿をつまんでいた時間のほうが長かった。

ラムユッケ。希少部位を使用した数量限定メニュー。飲みながらつまむ単品の代表格(写真:筆者撮影)
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