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白血病発症から8年。娘たちは治療で苦しむ母を見ていた。「転んでもただでは起きない」精神を引き継いだ娘たちの進路

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青空の下を走る制服を着た女の子
幼い頃、白血病に苦しむ母の姿を見た娘たち。その後に選んだ進路とは?(写真:metamorworks/PIXTA)

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「急性白血病と診断されます」。診断後、即休職、翌日入院。人生に突如発生する「電源オフ」、そんな生活の強制終了をどう乗り越えるのか。
そのヒントになればと願いつつ、「人生における電源オフ」を迎えた経験を振り返ったのが、山添真喜子氏の『経営コンサルタントでワーキングマザーの私がガンにかかったら』である。
氏は2018年の8月より、9カ月間、入院した。退院後には、通院による維持療法、コロナ禍、猛暑による体調不良なども加わって、3年超の休職をすることになったが、21年秋に職場復帰した。そして、25年には新しい職場への転職を果たした。

母親が白血病だったときに子どもが感じたこと

『経営コンサルタントでワーキングマザーの私がガンにかかったら』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

「まさか医者になる人が家族から出るなんて、考えたこともなかったわ」

長女の医学部合格の連絡を聞いた、私の母のひと言。私の家にも主人の家にも、医師として働く人はひとりもいない。そんな環境だから出た、正直なひと言だと思う。

私は別の意味で、「まさか、自分の子どもが医師を目指して本当に医学部に入学するとは……」と思った。なぜなら、2018年の夏から受けた白血病治療のための9カ月の入院で、医師がどれほど大変な仕事か目の当たりにしたからだ。

「医師という仕事がどれほど忙しいか本当にわかっている? 私が入院していたとき、元旦も主治医の先生、普通に働いていたよ」

「長時間働きっぱなしで、なかなか家に帰れないときもあるみたいだよ」

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