時間外労働の上限を規制する「医師の働き方改革」がスタートして半年余り経つが、最も影響を受けているのが大学病院だ。
千葉大学では時間外労働を正確に把握するために、各医師がキーホルダー型のビーコンを装着して位置情報を記録するシステムを導入している。
「診療」の収益に依存
ビーコンの記録によって、診療ゾーン(大学病院)と教育・研究ゾーン(医学部)にいる時間帯が明確に把握できるようになった。上司の指示による業務は、時間外労働として認められており、各医師が自ら申請する。
千葉大はこの勤怠管理で、医師の残業代が年間数億円増え、経営を圧迫しているという。
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