始まりは足の裏の痛みだった
「ある朝、目を覚ましてベッドから立ち上がった瞬間、足の裏がひどく痛んだんです。それがすべての始まりでした」。そう話すのは、新井悠美さん(40代・仮名)。当時は29歳。専業主婦で、第1子を出産してから4カ月ほど経っていた。
「いったん足裏が痛み始めると、1時間くらいは痛いまま。心当たりもないし、悪霊に取りつかれたのかもしれない……なんて、そのときは半分本気で考えました」
初めての育児に精一杯だった新井さん。なかなか自分の時間も取れないので、病院に行くこともできない。ひとまず様子を見ることにしたが、足裏の痛みは日を追うごとに強くなっていく。
2カ月ほど過ぎ、痛みで子育てにも支障が出るようになったため、意を決して近所の整形外科を受診。だが、医師からは「原因不明です。おそらく疲れのせいでしょう」と言われてしまう。
「そう言われても……」。腑に落ちなかった新井さんは、ほかの病院を探し始めた。

