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ライフ #病気の“事件簿”

29歳の彼女を襲った足裏の痛み…いくつもの病院で「原因不明」「疲れのせい」と言われた病が彼女を看護師に導いた訳

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看護師と子ども
病の経験から看護師になった彼女のいきさつ(写真:mits/PIXTA)
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「昔に比べて関節リウマチの薬は増え、これはすごくありがたいことです。でも、新しい薬は価格が高く、高額療養費制度が適用されても負担が大きい。薬の種類にもよりますが、月に3万〜6万円ほどかかり、費用面は切実です」(新井さん)

治療を続けながら看護学校へ

関節リウマチという病は、専業主婦だった彼女の人生にもう1つ大きな変化をもたらした。

関節リウマチとわかったあと、新井さんは看護学校に通い、准看護師の資格を取得。その後、医療機関に勤務しながら正看護師の資格を取得した。看護師になった理由は、「同じ慢性疾患の患者さんの力になりたかったから」だった。

「患者という立場になって初めて、医師に自分の症状を伝えることの難しさに気づきました。医師が1人の患者さんに使える診療時間は限られているし、患者さんも遠慮があって医師に伝えづらい。そんなときにお手伝いができたら、と思ったんです」

今は関節リウマチの症状が落ち着いているという。普段の生活で気をつけていることはあるのだろうか。

「毎日なるべく規則正しく、心身ともにあまり負荷がかからない生活を心がけています。特に月経前や、薬を変えて安定するまでの期間は痛みが出やすいので、その時期には無理をしません」

最後に広く伝えたいことはと聞くと、こう話してくれた。

「私は初めての子育てに必死で、母乳育児を優先してしまいましたが、もう少し早めに治療を開始していたら、薬をやめられたかもしれないと思うことがあります。もし関節リウマチと診断されたら、すぐに治療を開始してほしいです」

総合診療かかりつけ医・菊池医師の見解

総合診療かかりつけ医、きくち総合診療クリニック院長の菊池大和医師は、「関節リウマチの症状は起床から30分以内に出ることが多く、日中や夜間は出にくいため、朝の関節痛やこわばりで気づくことが多い」と話す。

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