日本国内の上場企業のうち、約7割を占める3月期決算企業の2025年度実績と26年度業績見通しの公表が先週で一巡した。これを受けて東洋経済オンラインでは、5月22日に「2026年度に大幅営業増益を計画している3月期企業『増益率』+『増益幅』ランキングTOP601社」、翌23日に「2025年度に大幅営業増益を達成した3月期企業『増益率』+『増益幅』ランキングTOP601社」を配信している。
個人投資家にとって、新年度の業績と同じくらい、あるいはそれ以上に関心が高いのが「配当利回り」ではないだろうか。そこで本記事では、3月期企業の26年度の予想配当利回りに着目。5月20日時点の株価を基に予想配当利回りを算出し、高い順に上位500銘柄をランキングにまとめた。
利回り「4%以上」は498銘柄
ランキングを概観すると、「利回り5%以上」は150銘柄に上った。一般的に「利回りが高い」と認識される「4%以上」までフォーカスを広げると、実に498銘柄と掲載企業のほとんどが該当した。
個別銘柄に目を移すと、1位は企業のCRM(顧客関係管理)支援を手がけるディーエムエスで、予想配当利回りは6.89%。会社側の26年度配当予想額は232円と、前年度から2円の減配となるが、それでも配当利回りは高水準を維持した。
2位には大手翻訳会社の翻訳センターがランクイン。同社は25年度から株主還元の方針を変更し、27年度(28年3月期)まで「株主資本配当率(DOE)6%以上」「総還元性向100%以上」とした。これに伴い、24年度に1株当たり75円だった配当額は、25年度に140円まで急増。26年度も同額を予定しており、配当利回りは6.58%となった。
なお、本ランキングでは、「26年度配当利回り」のほかに、「26年度配当予想」「25年度配当実績」「26年度予想営業増益率」を併記した。配当額が25年度から26年度にかけて増えていれば、会社側が株主還元を積極化させていたり、業績の先行きに自信を持っていると読み取ることができる。また、営業増益率が大幅なプラスとなっていれば、今後の配当増額も期待できそうだ。
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【まずは1~49位】
