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ビジネス #ヤバい会社烈伝

本当は社会に合っていない?"略奪装置"の「株式会社」を選ばなかった富国生命の慧眼…実は未来的な「相互会社」

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富国生命 会社イメージイラスト
(イラスト:北沢夕芸)

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「マスコミが株式会社って、おかしいよな!」

新人の頃、先輩記者がそう言い出したことがあった。

どの組織にもいる、やたら理屈っぽくて正義感の強い人だ。周囲は「まあ、まあ」といった感じで受け流す。

それでも先輩は止まらない。

「株主の利益のために原稿を書くって、ありえないだろ!」

みな黙って机に向かう。新人の私は声には出せないが、心の中で大きく頷(うなず)いていた。

もし、新聞記事やテレビニュースを「株主利益」目当てに作っていたら、誰も見なくなる。信用できないわけだ。

30年以上にわたる企業取材の経験を通して、「ヤバい」と感じた会社や仕事を取り上げていく。【原則日曜日更新】

新聞社の社長だって分かっている。たいていは記者出身なので、現場に「株主利益を最優先に記事を書け」なんてバカなことは言わない。それが「報道の死」を意味することぐらい理解している。

だから、こう思う。

マジで、株式会社をやめたらいいんじゃね、と。

みなさんの会社はどうだろうか。

昨今、「株主至上主義が行きすぎている」という声は上がっている。そして、社員や顧客、地域などにも配慮した「修正」の動きもある。

だが、どこまで修正をかけようと、株式会社である以上、根本の問題は解決しない。

「略奪装置」

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