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オイルショック、災害、疫病、戦争……意外と頻繁に起こる「未曾有の事態」、損失を抑えて生き延びるお金持ちの判断基準

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パソコンの前で悩む男性
「こんなはずではなかった」を防止する方法(写真:Luce/PIXTA)

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「一寸先は闇」ということわざがある。未来になにが起こるのか、誰にも正確にはわからないという意味だ。
実際、世界は何度も「まさかそんなことが」と思う出来事に揺さぶられてきた。それなのに人は、「今回は大丈夫だろう」と思い込んでしまう。
だからこそ、お金を扱うときほど、用心深く決断しなくてはいけない。
では、適切な「用心深さ」は、なにを基準に測ればいいのだろうか。
多くの富豪層と接してきた金融アナリストが、その著書『投資家の母が20歳になった娘にどうしても伝えたいお金の話』の中で、「ぐっすり眠れるくらい」用心深い決断をするべき理由を説明する。

「まさかそんな」ことも起こり得る

人類史上、多くの死者を出した出来事のうち、代表的なものがスペイン風邪だ。スペイン風邪は、1918年にはじめて発生し、2年間で全世界の2500万~5000万人の命を奪った。今でも史上最悪のパンデミックと言われている。

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人々は、スペイン風邪のような感染症で全世界がマヒすることはもうないだろうと思っていた。科学技術と医療が目覚ましい進歩を遂げた現代に、そんなことが起こるはずがないと。

ところが、2019年12月に中国の武漢で発生した新型コロナウイルスは、一瞬のうちに全世界に広がった。

100年に一度のパンデミックに襲われ、全世界が混乱に陥っているなか、2022年にはロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始した。

あなたも知ってのとおり、その影響で今も世界各国が40年ぶりのインフレにあえいでいる。

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