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オイルショック、災害、疫病、戦争……意外と頻繁に起こる「未曾有の事態」、損失を抑えて生き延びるお金持ちの判断基準

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パソコンの前で悩む男性
「こんなはずではなかった」を防止する方法(写真:Luce/PIXTA)
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でも、あなたが持っている100万円のうち、10分の1の10万円だけ投資した場合、話は変わってくる。手元にはまだ90万円残っているから、状況がよくなるまで待ってみようと思える余裕がある。

余裕のあるときとは、ぐっすり眠れるとき

『サイコロジー・オブ・マネー──一生お金に困らない「富」のマインドセット』(ダイヤモンド社)の著者モーガン・ハウセルは、こう話す。

「あなたが持っている資産の価値が30%下がっても生きていけるだろうか。スプレッドシート上では可能かもしれない。必要経費をすべて支払ってもキャッシュフローをプラスに保てるかもしれない。でも、精神的にはどうだろうか?資産価値が30%下がると、わたしたちの心にどのような影響があるかは、過小評価されがちだ。(中略)わたしは、損失が出たあと疲れて投資をやめてしまった投資家を何人も知っている」

モーガン・ハウセルは、お金を管理するときは、夜に安心して眠れるような方法を探さなければならないと強調する。

「この選択をしたら、今夜ぐっすり眠れるだろうか?」を自分に問うことは、金融に関連するすべての意思決定において、最高のものさしになるということだ。

実際に彼は、未来の収益率を過去の実績の3分の1と仮定して、多めにお金を貯めておくという。

つまり、これまでの収益率が8%だった場合、彼は思いがけない出来事が起こって突然お金を失うことを想定して、収益率を2・7%と低めに見積もっておく。

これはわたしがこれまで出会ったお金持ちと同じ戦略だ。

だから、あなたもお金を失いたくなければ、自分自身に問いかけてみてほしいのだ。この投資をしても、今夜ぐっすり眠れるだろうかと。

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