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空腹で絶対判断してはいけない!?株価は意外なほど人間の身体的コンディションに左右されている――その驚愕の背景

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食事をしながらスマホを見る女性
空腹があなたの判断力を狂わせる!?(写真:trickster*/PIXTA)
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お腹がすいている人は、我慢できずに衝動的になり、後から与えられる大きな報酬よりもすぐに手に入る小さな報酬に甘んじてしまうのだ。空腹が意思決定に悪影響を与えるということだ。

だから、大事な決定であるほど、疲れていない状態で、体調が万全のときにしなければならない。

空腹のまま売買してはいけない理由

プリンストン大学で行われたこんな研究もある。

イスラエルの法廷で、10カ月のあいだに行われた1000件の判決をもとに、昼食と軽食の前後で有意なちがいがあるかを調べるというものだ。

その結果、体力が十分残っている午前中は、仮釈放など軽い刑罰が下される割合が65%を占めたのに対し、昼食前の11時から12時には、その割合が15~20%にまで下がるということが明らかになった。

さらに、昼食直前の15分間は仮釈放の件数がゼロ件だったという。

疲れているため、大事な決定を後回しにする心理がはたらいたのだ。

だから、アメリカの有名な法学者、ジェローム・フランクは「正義は裁判官が朝食に何を食べたかにかかっている」と言ったのかもしれない。

ここまでくれば、なぜお腹がすいているときに売却・買収ボタンを押してはならないのか、わかるだろう。お腹がすいていたり、疲れていたり、眠いときは、最善の選択をするのが難しい。だから、イライラしてよくない考えが浮かんだときは、一度ぐっすり眠って、おいしい食事でお腹を満たすのも1つの方法だ。

体調の良し悪しが感情と脳にまで影響を及ぼしているのに、自分ではそのことになかなか気づけないからだ。

くり返しになるけれど、お腹がすいているときは売りも買いもしてはいけない

お腹がすいたときにあなたがすべきなのは、席を立って、おいしいものを食べること。大事な決定はそのあとでいい。

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