働き方改革が進み、「つながらない権利」をめぐるガイドラインも整えられはじめました。業務時間外の連絡は控えられ、リモートワークが当たり前になり、ちょっとした雑談の機会もぐっと減っています。
そんな中で、ビジネスパーソンに突きつけられている課題はひとつ。
「短い時間で、相手とどれだけ濃い信頼関係を築けるか」
長時間の飲み会や、何度も顔を合わせる対面ミーティングでじっくり距離を縮めていく――そんな昭和・平成型のやり方は、もはや実践しづらい時代となりました。1on1や30分の商談という限られた接点の中で、「この人は信頼できる」「いいパートナーになってくれそうだ」と直感してもらう必要があるのです。
そして、その勝負の分かれ目は、誰もが当たり前にやっている「メモを取る」という行為にも実はあらわれるのです。良かれと思ってやっているその行動が、じつはあなたを“三流”に留めているかもしれません。
熱心にメモを取ったら、相手が激怒した話
先日、ある若手ビジネスパーソンから、こんな相談を受けました。
「前職の社長との会話中、一生懸命メモを取っていたら、ひどく機嫌を悪くされたんです。『ものすごくイラッとした』とまで言われてしまって。メモを取ることが“悪”のように扱われる空気に、衝撃を受けました」
