元来は私も、勉強になったことをメモしていました。しかし、経営者になってからは、自分が口にした約束を絶対に忘れないために、書き留め続けてきました。
約束を100%果たす――これは、相手との強固な信頼を培うだけではありません。言ったことを守り、約束を果たすことで「自分は約束を守る人間だ」という確信が育まれます。その自己信頼感は、困難な場面でもブレない芯の強さに変わっていくのです。
「ただ記録する人」から卒業しよう
メモはとったほうが良いです。しかし、配慮や感性を働かせることなく”ただメモをする”行為は、ときに相手との関係性を遠ざけます。
まずは、相手の意図や相手との距離感を適切に観察して把握し、「メモを取ってもいいですか」と一言添えましょう。
そのうえで、受け身で「言われたことをメモする」のではなく、”能動的メモ”を取ること。学びを書き残すだけでなく、「自分が果たすべき約束」を書き留め、実行を徹底することです。
小さな約束を守ることの積み重ねが、他者からの信頼を強固なものにし、揺るぎない自信を育てます。
限られたやりとりの中で、相手の期待を超え、真のパートナーとして認められる人になるために問われるのは、小手先のテクニックではなく、こうした「あり方」です。
ただの「記録する人」から卒業し、どんな約束も必ず実行する。そんな“価値を生み出す人”へと進化していきましょう。

