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「君、その靴いつ磨いたの?」「ふるさと納税しないとおかしい」 意外と気づかない婚活で嫌われる"自分スタンダード"の罠

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デート
婚活では絶対にやってはいけない「自分スタンダード」語りとは(写真:kapinon/PIXTA)
  • 植草 美幸 恋愛・婚活アドバイザー、結婚相談所マリーミー代表
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そのため、特に年末が近づいてくると、お見合いで会う人たち全員に「いくらふるさと納税しましたか?」「黒豚がいいですよ。A5ランクの牛肉がいいですよ」と得意げに語ります。

お相手の男性が「あまり料理をしないので……」と控えめに返すと、「なぜ?」とさらに畳みかける。男性側からすれば「気が強い」「押し付けがましい」という印象しか残りません。

SNSが作り出す世界がすべて

こんなにも考え方が偏ってしまう背景にあるのは、SNSやYouTubeの影響が大きいと私は見ています。

SNSやYouTubeは会話のキャッチボールがなく、一方的な発信を浴び続けるため会話力が乏しくなります。しかも、自分の好きな情報、興味のある動画だけを見ているため、自分の考えだけが正しいと思い込んでしまう。

その結果、お見合いでは自分の興味のあるテーマを一方的に話し続けてしまうのです。

たとえば結婚して家族を持てば、配偶者や子どもの趣味に付き合うことも増えるため、否が応でも世界が広がっていきます。ときには意見がぶつかり、相手の考えを聞きながら、自分の意見を改めることもあるでしょう。既婚者はそうして視野を広げ、コミュニケーション力を培っていきます。

ただそうではなく、人との実際の会話もあまりしていない場合、たとえ同世代だとしても、コミュニケーション力には大きな差ができてしまっているのです。

さらに、SNSでは情報の信憑性においても懸念があります。

メディアが取材をして事実確認をした情報とは違い、SNSやYouTubeは各人が独自の意見や見解を発信しています。その情報を鵜呑みにし、それを「根拠がある正しい情報」として捉えてしまうのは、危険です。

ある男性は、YouTubeでホストのナンパ術を勉強し、それを婚活現場で試していました。当然、失敗してばかり。しかし、自分は「YouTubeでは、これでモテるって言っていたから」と譲りません。

また、「これを食べればやせる」といったダイエットや、健康に関する動画を信じ込み、自分がマネをするだけでなく、デートで持論を熱弁する人もいます。

「その考えは一般的ではないですよ」と何度説明しても、彼らはネットのコメント欄を示して「ほら、みんなこれが正しいと言っていますよ」と確信を深めてしまいます。

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