「老後」の心配をする団塊ジュニア世代
「老後」は、団塊世代と団塊ジュニア世代でもっとも認識にギャップがあるイシューかもしれません。そもそも上の世代である団塊世代は少なくとも中年期においては、老後の心配をしている人が少なかったからです。
会社を定年まで勤め上げさえすれば、ある程度の退職金がもらえることが約束されていましたし、支給されている年金額も下の世代に比べると恵まれています。まさか自分の子供世代が「年金だけでは到底生活できなくなるほど、額が減らされる」だなんて、彼らの中年期には夢にも考えなかったでしょう。
年金の所得代替率(受給開始時点の現役世代の平均手取り収入に対する年金の割合)を考えてみると、団塊世代では約61.7%(2019年)であるのに対し、団塊ジュニア世代全員が65歳を超える2040年ごろは約50%に低下する見通しと言われています。
年金額が少ないのは人口分布上、また制度設計上、ある程度仕方がない面もあるとして(ここでも親世代との比較は何の意味もないと知ってください)、老後の資金が心配というのは、現在の貯蓄額が心もとないということでもあります。
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【給料が上がらない】
