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"腎臓を守る"ために本当に見るべき検査値とは? 健康診断の「空腹時血糖値」だけ見ていても意味がない本当の理由

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健康診断を受ける夫婦
糖尿病のリスクを知るために、健康診断の結果で「本当に見るべき数値」とは?(写真:polkadot/PIXTA)
  • 牧田 善二 医学博士・AGE牧田クリニック院長

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前回は、自覚症状ゼロのまま進行し、気づいたときには遅い“見逃される病気”の正体を解説した(第1回:「成人の5人に1人が抱える"腎臓病"という国民病の正体 健康診断で"異常なし"でも「静かに進行している」怖さ)。
では、どうすれば防げるのか。実は多くの人が、健康診断で「本当に見るべき数値」を見ていない。その結果、知らないうちにリスクを高め続けている。カギを握るのは、「食後の血糖値」と「ある指標」。これを知らないままでは、どれだけ気をつけているつもりでも防げません。
本稿では、20万人以上を診療してきた糖尿病専門医、牧田善二氏が、今日からできる“血糖コントロールの具体策”を解説する。第2回は、健康診断の“見落とし”と、自分でリスクを把握する方法に迫る(『腎臓 人工透析にさせない最強の医療・食べ方』より一部抜粋、編集してお届けします)。

便秘は腎臓病の大きな「敵」

毎日養生①:便秘を放置しない。便秘薬を使ってでも出す!

「腸腎連関」 という言葉があるほど、腸内環境は腎臓に影響を与えます。腸内環境が悪く、腸の内壁に穴が開くリーキーガット症候群になると、腸内の毒素が血液に入り、それを濾(ろ)過するために、腎臓に大きな負担がかかります。

腸内環境が乱れる理由はいろいろありますが、便秘はその最たるものです。実際に、いくつかの研究で、便秘があると腎臓病のリスクが上がることがわかっています。

逆に、便秘の解消が腎臓によい効果をもたらすという研究もあります。

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【腎臓と心臓によい「便秘薬」】

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