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"炎上"を恐れて伝え方を丸くした瞬間、作品は死ぬ…『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』編集者が説く「感想を歪ませる」3つの罠

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想像の上をいくアウトプットを引き出す 編集者のフィードバック
「賢く見られたい」と思うと、人は無意識に「正しさ」を探してしまいます(写真:jessie/PIXTA)

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「丁寧にフィードバックしているつもりなのに、相手に言葉が届かない」「何度伝えても、相手が一向に変わらない」――どうすれば自分の言葉が相手に届き、よりよい仕事につながるのか。
漫画『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』を手がけた編集者・佐渡島庸平氏は、数々の漫画家に向き合ってきた経験から、「フィードバックではアドバイスではなく、感想を伝えることが大切」と説きます。
本稿では、佐渡島氏の著書『想像の上をいくアウトプットを引き出す 編集者のフィードバック』から、3回にわたり、成果につながるフィードバックのあり方をひも解きます。

アドバイスではなく感想を

相手にフィードバックをするとき、アドバイスではなく感想というかたちで伝えるのが効果的だ。相手に正しさをぶつけるよりも、自分の素朴な感情を伝える方が相手に受け入れられやすいからだ。

しかし、自分の感情を言語化できたからといって、すぐにフィードバックがうまくいくとは限らない。なぜなら、感想というのは非常に歪みやすい性質があるからだ。

感想を歪ませる要因はさまざまあるが、そのうちの1つが「他者のまなざし」だ。「他者のまなざし」を意識したとき、僕たちの心には潜在的な「恐怖心」が芽生える。

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【「自分を守りたい」が鏡を曇らせる】

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