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東京・稲城にそびえる《宮殿のような書店》の正体 本、文具、映像音楽、カフェ、物産展まで…3時間で回りきれないその全貌

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コーチャンフォー若葉台店
アーチ状のパーツは宮殿を彷彿とさせる(写真:筆者撮影)

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東京の郊外に宮殿のような建物がある。「コーチャンフォー若葉台店」だ。岩波文庫の出版社在庫「全点」を揃えて話題になった“あの書店”だ。文具は約20万アイテム、カフェの席数は200超。さらに、常設で北海道物産展まである、「書店」の概念を超えた6600㎡の複合空間だ。北海道生まれのこの巨大な店舗が、東京郊外で11年間支持され続ける理由とは。

新宿から電車で40分ほど、京王相模原線「若葉台駅」で降りる。周囲にはマンションや団地が立ち、緑も多い。駅前には量販店や飲食店が入るビルが並び、整備されたニュータウンの空気が漂う。

東京・稲城で宮殿のような建物を探訪する

コーチャンフォー若葉台店。宮殿のような外観が特徴的(写真:筆者撮影)
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駅からしばらく歩くと、前方に一風変わった建物が見えてきた。てっぺんにドーム型の装飾が乗り、まるでお城のようだ。

駐車場は605台分あり、車での来店も多い(写真:筆者撮影)

ここは東京都稲城市にある「コーチャンフォー若葉台店」だ。2014年10月にオープンし、この秋12年目を迎える。2026年1月28日には、公式Xにて岩波文庫の「出版社在庫全点」を揃えた投稿で大きな話題を呼んだ。ほぼ同時に、ちくま文庫やNHK『100分de名著』シリーズも全点を揃え、その後も講談社学術文庫、角川ソフィア文庫、中公新書、光文社古典新訳文庫など、続々と「在庫全点揃え」の棚を作っている。

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【宮殿のような建物の中には何があるのか?】

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