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輸入元であるブラフシューペリア モーターサイクルス ジャパンで目の前にした「LAWRENCE(ロレンス)」は、息を呑む美しさであった。
近寄ってみると、そのビジュアルに驚かされ、ハンドルに手をかけ引き起こした瞬間、その軽さに感動し、またがってみればシートハイト(座面の位置)の適切さと絞り込まれた車体の細さに唸らせられる。
1000cc Vツインが奏でる鼓動
タンク左前にあるメインキーを捻れば、大口径メーターのオープニングが美しく輝き、右手の小さなセルスターターをまわした瞬間、1回転目のクランキングでV型1000ccツインエンジンが目覚める。
その回転は極めて控えめなサウンドでアイドリング保ち、冷間スタートにもかかわらず、まるで十分に温められたかのように正確な爆発間隔で鼓動を刻む。やや太めのアクセルをまわせば、ミリ単位で動くアクセルワイヤーの張りに対して、従順にエンジンが反応する。
そして走り出せば、既存のマシンでは感じることのなかった世界観がそこにはあった。
ニュークラシック(現代技術)とモダンエレガンス(上品さの強調)が見事に融合した、モーターサイクルの最高傑作だ。
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【ブラフ・シューペリアの歴史】
