また25年には、スイスの高級腕時計ブランド「リシャール・ミル」とのコラボレーションモデル「RMB01」を発表。これは正にニュークラシックとモダンエレガンスの融合であり、技術工業製品の域を超えて、芸術品としてのブランディングをブラフ・シューペリアが守り抜いてきたからこそ実現できたことだろう。
現在の経営はティエリー・アンシエット氏が最高責任者として、コンセプトデザイナー・エンジニアリングデザイナー・ボディーワークデザイナーのすべてを担っている。フランス本社の従業員は20名で、年間生産台数は100台、日本へはその内10台が送られることになっている。
日本国内におけるブラフ・シューペリアの販売
日本国内での今後の展開をブラフシューペリア モーターサイクルス ジャパンの近藤代表に聞くと、「ロレンス、ダガー、S.S.100の3モデル(すべて生産台数限定モデル)を軸に、アストンマーティン社とのコラボ限定モデル、リシャール・ミル社とのコラボ限定モデルについて、年間生産台数100台のうち、日本のマーケットで10台の販売枠確保達成を28年に向けて調整しています」と説明する。
続けて、「独自のデザインやスタイルから“際物”をイメージしますが、基本的なモーターサイクルとしての性能、その作り込みや完成度、実際の乗り味など、ブラフ・シューペリアの楽しさを理解してもらうため、26年度は全国4箇所にて試乗会も予定しております。成熟した日本のマーケットにおいて、モーターサイクルを愛し、楽しみたい方々の1人1人にお会いして、製作側の情熱や追い求めるものをしっかりと伝えていきたいと考えています」と短期的な展望も説明を受けた。4箇所とはいえ、試乗会開催は購入を考えている人にとって嬉しい知らせだろう。
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【ロレンスの造形美を観察する】
