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今年、巣鴨中学・高校の現役生の東大合格実績が好調だったのが注目された。2022年4人、23年1人、24年3人、25年は0人、26年は11人。大跳躍に見える。
この合格者数のアップの理由は巣鴨の「算数選抜入試」導入が功を奏しているという説が、塾や予備校で広がっているという。一方で、算数だけが得意でも入学後、ほかの科目の学習で苦戦しないのかという疑問も頭に浮かぶ。
そこで東京を代表する算数に強い塾、中学受験塾のエルカミノの代表・村上綾一さんに話を聞いた。村上さんは、巣鴨中学・高校の卒業生でもある。
「算数選抜の生徒が東大合格実績を牽引」説
巣鴨中学の算数選抜は2月1日の午後に行われる。午前中に開成を受験した生徒が受けやすいのだ。開成は西日暮里駅、巣鴨は大塚駅で移動もしやすい。

そのため、開成の残念組の中で、「算数だけが突出してできる天才肌の生徒が、東大合格実績を牽引しているのではないか」という想像は実際どうなのかと聞くと、村上さんはこう答えた。
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【医学部進学が減ると東大は増える】
