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巣鴨中学・高校の"東大合格"爆増は「算数選抜」の成果か?中学受験「1教科入試組」のポテンシャル

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東大赤門
巣鴨の東大合格者増は「算数選抜入試」導入が功を奏しているという説が広がっている(写真:ally / PIXTA)
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中学受験の段階では未完成でも、算数入試という「一点突破」でポテンシャルを評価して入学させ、15歳、18歳になった時に周囲に追いつかせ、大きく伸ばしていく。そういった期待が学校側にはあるのかもしれない。

板橋の人気男子校、城北

さて、この男子の算数入試に大きなニュースがある。27年の入試から板橋の男子校、城北が算数1教科入試を導入する。2月1日の午後に行うという。

城北も進学校として定評がある。25年の合格実績で東大は10名、一橋は10名。学習面での面倒見のよさで知られる。

この城北の2月1日午後の算数1教科入試開始は、影響していくのだろうか。まず、開成を受験する受験生のうち、埼玉方面在住者は城北を受験するケースも出てこよう。なぜなら、城北は東武東上線の上板橋にあり、その沿線に住んでいれば通学の利便性がいいからだ。

「埼玉や板橋方面の受験生は受験をしていくこともあるかもしれません。ただ、午前中に麻布を受けて、午後に巣鴨で算数を受ける層は変わらないと思います」(村上さん)

麻布は地理的に城北より巣鴨のほうが近いからだ。最寄り駅から最寄り駅までの時間を乗り換え案内で調べてみよう。麻布がある広尾から巣鴨がある大塚までは31分。乗り換えは1回だ。一方、城北がある上板橋までは42分、乗り換えは2回。

実際、通うとしても、麻布を受験する受験生は世田谷方面や神奈川方面が多いため、巣鴨のほうがまだ通いやすい。

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【4教科入試・算数選抜・高校入試それぞれ東大合格者を輩出】

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