「2月1日の午後に巣鴨算数を受験できることは学力上位層の男子にとってありがたいことです。その日のうちに合否が出るので、受験戦略が練りやすくなります。1日に巣鴨で合格が決まれば、2月2日以降は筑駒や聖光などの難関校を受験していきやすくなります」(村上さん)
4教科入試・算数選抜・高校入試それぞれ東大合格者を輩出
村上さんの指摘は正しく、『AERA』(朝日新聞出版・2026年4月6日号)で「今年東大に合格した生徒は、国算理社4教科受験で入学した生徒、算数1科目入試で入学した生徒、そして高校から巣鴨高校に入学した生徒からまんべんなく出ているという」と報じられている。
記事の中では、巣鴨高校の進路指導部副部長の森山敦史教諭が「確かにスパルタ教育を行っているなどはいまだによく言われます。長い歴史の中でかつてはきびしい教育方法を取っていたかもしれません」と話す。
しかし、改革が進んでおり、校風も変わっている。ふんどしを締めての遠泳も必須ではなくなっている。グローバル教育にも実は強い。
男子校の動向を見ていると、巣鴨だけではなく、高輪、城北といったオーソドックスにしっかりと学力を伸ばしつつ、人間教育もしていく伝統校の人気が上がっている。
魅力的な学校を受験できるチャンスが広がるということで算数1教科入試は魅力的といえよう。



