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引っ越しても、ライフステージが変わっても、なぜか離れない路線がある。たとえ最寄り駅は変わっても、路線はずっと変わらない。なぜなら、ここで暮らす自分が、一番しっくりくるから……。
本企画は、同一沿線に長く住み続けてきた人に話を聞きながら、「なぜその沿線を選び続けているのか」「街が変わっても変わらない、沿線ならではの魅力は何か」などを考えていく。
JR中央線は、東京駅から新宿・八王子を経由し、長野県の塩尻駅を経て愛知県の名古屋駅までを結ぶ路線だ。全長約400kmを超える路線には、さまざまな魅力をもつエリアが広がっている。ひと言ではなかなか形容しにくい魅力があるが、本稿ではあえて沿線の東京・中野エリアをピックアップする。
前編では、東京都にある中野駅と高円寺駅の中間に30年暮らす『月刊ダンスビュウ』編集長、吉川有機さん(56)に、沿線としての魅力や弱み、生活利便性などを聞いた。
後編では中央線沿いの東京・中野エリアにより焦点を当て、吉川さんがこの沿線に住むと決めた理由や、長く住んで感じたことなどをライフストーリーからひもといていく。
自分にとって新宿は「都会の代表」
インタビューに応じる吉川有機さん(筆者撮影)
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