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「ほぼ一発で決めてしまいました」 八王子・新興住宅地育ちの男性が"一目惚れ"した町の正体と、30年経っても飽きないワケ

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サブカルの聖地として知られる「中野ブロードウェイ」の人気店(筆者撮影)
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道中の楽しみは「神田明神のご神馬、あかりさんに会うこと」で、「毎朝ちらりと顔を見るのが日課になってます。通勤が楽しいですよ」と顔がほころぶ。

神社境内の厩舎にいる神田明神のアイドル。「あかりちゃん」「あかりさん」と呼ばれ、参拝者に愛されている(筆者撮影)

30年で大きく変わった中野の街

現在、吉川さんは中野駅と高円寺駅の中間エリアで暮らしている。日々の買い物は中野、早く帰宅できた日の食料品の買い出しは高円寺、映画や大きな買い物は新宿と、目的に応じて駅を使い分ける生活だ。

暮らしの拠点となっている中野の街は、この30年で大きく変わったという。

中野駅周辺では再開発が進行中(筆者撮影)

「駅の北側にはかつて広大な空き地があったんです。江戸時代、五代将軍綱吉の『生類憐れみの令』で野犬を収容する囲い場(犬屋敷)がつくられた場所で、戦前は陸軍中野学校、戦後は警察大学校が置かれました。警察大学校が移転したあとは手つかずのまま残っていて、もったいないと思っていたんですよ。サッカースタジアムをつくったらいいのになって」

その土地は20年ほど前から再開発がはじまり、「中野四季の都市」として整備された。オフィスビルの「中野セントラルパーク」や明治大学、帝京平成大学、早稲田大学のキャンパス、「中野四季の森公園」などができ、中野の新しいシンボルになっている。今では吉川さんも、通勤時にこの公園を突っ切って気持ちよく駅まで歩いているそうだ。

芝生広場を樹木がぐるりと囲む「中野四季の森公園」。広場前にはカフェやレストランが並び、平日も多くの人で賑わう(筆者撮影)

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【気にかけていることは「中野サンプラザ」の行方】

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