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イオンに出店した「コナズ珈琲」の新ブランド。裕福な主婦だけでなくサラリーマンも取り込むトリドールの"したたかさ"

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  • 谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家

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まるでハワイに来たかのようなコナズ珈琲の外観。しかし、新業態はひと味違うよう。早速訪れてみた(筆者撮影)
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丸亀製麺で知られるトリドールホールディングスが運営するコナズ珈琲。昨今のチェーンカフェの中では大人気だが、そんなコナズ珈琲が新業態を出店した。その名も「KNOWS COFFEE」。千葉県・津田沼にある新津田沼駅直結のイオンモール津田沼South店に誕生した。

近年チェーンカフェ業界は人気が高まっており、カフェ業界の中でのKNOWS COFFEEの位置付けは大関まなみ氏の記事に詳しい。そこで、本記事ではその立地に注目してみたい。

そこに注目すると、KNOWS COFFEEの意外な弱点と、その裏返しのトリドールの「したたかさ」が見えてくるからだ。

コナズ珈琲との違いを意識したKNOWS COFFEE

KNOWS COFFEEを出店したコナズ珈琲は、ハワイアンイメージを売りにしたフルサービス型のカフェである。店内はおしゃれなインテリアに囲まれ、広めのテーブルとソファが用意されていて、ゆっくりと時間を過ごせるのが特徴だ。こうした店内だから顧客の滞在時間は長く、客単価も高めに設定されている。実際、店内に行ってみると女性の客が多く、話に花を咲かせている。

一方、KNOWS COFFEEはより手軽なシーンでの利用が想定されている。ホームページでは「仕事や生活の合間に、心がほどける時間を提供します」という説明文もある。

KNOWS COFFEEの店内の様子。(混雑しているのでそう見えづらいかもしれないが)開放的な空間でおしゃれである(筆者撮影)

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【「鉄道」需要の取り込みか?】

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