軽い話も深い話もできる誠実な人と支え合って暮らしたい――。ささやかな望みだけれど、実現するのは意外と難しい。会話が楽しい人と生活面での価値観や家族観が合うとは限らないし、その人が誠実でいてくれるかどうかは自分の力量次第なところもあるからだ。
地元である東北地方の某県で公務員をしている堀井純子さん(仮名、39歳)は、大学で看護を学んでいた頃から結婚への憧れがあったと明かす。実際に結婚したのは37歳のとき。予定より10年以上遅れてしまったが、今は8歳年下の幸一さん(仮名)というパートナーと幸せに暮らしている。それまでの長い道のりを聞こう。
「クリスチャンの両親は仲が良く、2人の兄もそれぞれに家庭があり、年に一度は甥っ子たちも含めて集まっています。独身時代、そこにポツンと1人でいることがすごく寂しかったです。母にはよく相談していて、『焦らないで。あなたの幸せを(神様に)祈っているからね』と励ましてもらっていました」
「悔しいね」の一言で既婚者に恋した
純子さん自身もプロテスタントのある宗派で洗礼を受けており、できれば一緒に日曜日の教会通いができる相手を求めていた。しかし、23歳のときに異教徒かつ既婚者に恋してしまう。



















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