「破壊的なかわいさ」「いとおしすぎる」と話題の《小ザル・パンチくん》 爆発的人気を生んだ"敏腕課長の半生"

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パンチくん
パンチくんフィーバーの仕掛け人である安永崇課長に話を聞いた(写真:安永さん提供)
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パンチくんフィーバーの仕掛け人

市川市動植物園のサル山で暮らすニホンザルの赤ちゃん「パンチくん」のフィーバーがとどまることを知らない。

3月20日からの3連休には1万2800人もの来園者があり、パンチくんを一目見ようとサル山に長蛇の列ができた。その半数近くは外国人観光客だったという。

市川市動植物園の公式LINEスタンプ第3弾は、パンチくんの画像を切り抜いただけのシンプルなデザインにもかかわらず、売れに売れて総ダウンロード数5万件超。クリエイターズスタンプランキングで上位を占める「ちいかわ」関連を抜き、一時期全国トップに立った。文字付きの第4弾も3月25日から販売されている。

国内外からの「パンチと動植物園を応援したい」という声に応えて3月16日から受付を始めた寄付金は、2週間(29日時点)で約1900万円に達した。そのうち、ふるさと納税による寄付も約270万円を集めている。

そもそも、パンチくんって? という読者のために、簡潔に説明しよう。昨年7月に生まれた際、母親が育児放棄して人工哺育に。ニホンザルの赤ん坊は母親にしがみつく習性があるため、飼育員がイケアで販売されているオランウータンのぬいぐるみを与えたところ、肌身離さず生活をするようになった。

1月19日からサル山で集団生活を送るようになってからも、ぬいぐるみと一緒に行動。2月に入り、市川市動植物園の公式Xがハッシュタグ「#がんばれパンチ」をつけてパンチくんの事情と様子を投稿したところ、世界的にバズって一躍人気者になったという流れだ。

このフィーバーの裏側に、異色のアイデアマンがいる。人気に火がつくきっかけとなった「#がんばれパンチ」を考案した市川市動植物園課の課長、安永崇さんだ。

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