「破壊的なかわいさ」「いとおしすぎる」と話題の《小ザル・パンチくん》 爆発的人気を生んだ"敏腕課長の半生"

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「パンチ人気も、いずれピークアウトします。その時までに、パンチを見に来たお客さんの1割でも2割でも市川市動植物園のファンになってもらいたい。その人たちがリピーターになってくれたら、それまでだいたい年間23万から25万人の来園者だった施設がもう1段階レベルアップできます。

今ちょうどそのチャンスをもらっているという認識です。そのために、これからもイベントやワークショップをたくさん仕掛けていきますよ」

市川市動植物園
アルパカ(写真:筆者撮影)
市川市動植物園
市川市動植物園の利用案内(写真:筆者撮影)

泣きそうになったXの投稿

このフィーバーのさなか、安永さんはSNS上のある投稿を見て、泣きそうになったという。そこには次のようなことが書かれていた。

「船橋といえばふなっしー、浦安といえばディズニー。なにもネタがなくてパッとしなかった市川で、市川といえば動植物園のパンチと言えるようになった。本当にありがとう」

市川市の職員になってから28年間、安永さんは住民に「住んでよかった」と思ってもらえる町、誇りや愛着を持ってもらえる町を目指して地元を走り回り、種を蒔き続けてきた。

それがパンチくんとともに花開いた春だった。桜が散り、パンチくんがオラウータンのぬいぐるみを手放しても、安永さんの挑戦に終わりはない。

パンチくん
安永さんは「パンチくんフィーバー」のその先も見据えている(写真:安永さん提供)
川内 イオ フリーライター

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かわうち いお / Io Kawauchi

1979年生まれ、千葉県出身。広告代理店勤務を経て2003年よりフリーライターとして活動開始。2006年夏、バルセロナに移住し、スペインサッカーを中心に各種媒体に寄稿。2010年夏に帰国後は、編集者としてデジタルサッカー誌編集部、ビジネス誌編集部で勤務。2013年6月より、フリーランスのエディター&ライター&イベントコーディネーターとして活動中。スポーツ、旅、ビジネスの分野で輝く才能やアイデアを追って各地を巡る。

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