「破壊的なかわいさ」「いとおしすぎる」と話題の《小ザル・パンチくん》 爆発的人気を生んだ"敏腕課長の半生"
市川市で生まれ育ち、地元を離れたのは大学に通っていた4年間だけという生粋の市川っ子。これまでホームレス支援、農業の後継者育成、商店街や図書館の活性化などを手掛け、何度も市川市役所で職員表彰されている。
そして、2025年4月に市川市動植物園の課長に就任してからわずか1年で、来園者数の記録を塗り替えた。
「ここに来てからいろいろ取り組んできたので、パンチのフィーバーが始まる前から、今年度は来園者数が26万人を上回って過去最高記録になるだろうという手応えがあったんです。それがパンチのおかげで、あっという間に30万人を超えて……。
私がなんのために仕事をしているのかといえば、市川を盛り上げるため。そう考えると、パンチの件も含めて、これまでの仕事がすべてつながっているなと感じています」
2年の就職浪人を経て市川市役所へ
安永さんは1973年、会社員をしていた父親と主婦をしていた母のもとに生まれた。今の彼からはまったく想像がつかないが、子どもの頃から「ものすごい巨漢で引っ込み思案の、いわゆる陰キャ」だったという。
「自分に自信が持てなくて。大きくなったらこういう職業に就きたいという夢もなく、その日を普通に生きることに徹していました」
植物のように静かに日々を過ごしていた若者を変えたのは、上智大学の3年生だった1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災。



















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