「わかった?」「大丈夫です」この瞬間、上司は「警戒すべき新入社員」判定を下す…デキる人とデキない人は何が違うか

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新入社員が入社して1週間もすれば、立ち上がりが遅いタイプの人も仕事を徐々に理解し、「デキる片鱗」が見えてきたり、高学歴の人に対する「この人はデキるはず」というこちら側のバイアスが抜けてきたりする。

若手は少しずつ仕事を覚えていき、ときには失敗することもある。そうしたときに、失敗をすぐに報告してくる人は、デキる若手になる可能性が大いにある。

失敗といっても、100%自分が悪い場合もあれば、第三者が原因の場合もある。後者の場合でも、「自分のミスです。次回からこうします」と、失敗をきちんと報告して自分なりの改善案を出してくるのが、デキる人だ。

デキない人は、失敗そのものを隠そうとしたり、言い訳をしたり、第三者のせいにしたりする。失敗を取り返すことよりも、自分を守るほうに意識が行ってしまっている人は、あらゆる場面で仕事への後ろ向きな姿勢を見せてきて、そのぶん成長もしにくい。

こうした仕事への取り組み方を見ていれば、遅くとも1カ月が経つ頃には、デキる人なのか・デキない人なのかが、はっきりわかる。

デキる人の特徴としては、以下も挙げられる。

・素直である
・時間をきちんと守る
・言われたことを紙にメモする

 

当たり前といえば当たり前だが、これらさえできない人を「デキる」ようにするには、マネジメントにかなりの時間と労力がかかるだろう。

身だしなみの乱れは「一事が万事」

私はファーストインプレッションで「すぐに伸びる人」なのかどうか、だいたいわかると述べたが、一発で「この人はデキない」と思うポイントは、ずばり身だしなみだ。

ネクタイが曲がっていたり、シャツにシミが付いていたり、ジャケットの仕付け糸を取り忘れていたり、髪に寝癖が付いていたり。

身だしなみが整っていないということは、自分が他人からどう見られているかを意識していないということだ。

少なくとも、顧客などの社外の人と会う職種であれば、身だしなみは最低限のマナー。その最低限さえできていない人は、見た目が行き届いていないだけであって、それ以外はできているかといえば、そんなことはほぼあり得ない。

こういう人は、得てしてすべてにおいてだらしなく、時間を守れなかったり、指示したことも忘れてしまったりする。

まれに、身だしなみが乱れていて実務だけはデキるという人も、いないことはない。だが、そういう人はうまくハマればファンになってくれる顧客がわずかにいるだけで、多くの人に好かれるタイプではない。

加えて、身だしなみが整っている人は、たとえば良いスーツを買うなど、自己投資に給料を使っている。こういう人は、本を買って読んだり、セミナーに参加したりと、給料をどう使えば自己成長に繋げていけるかを考えているものだ。

それだけ仕事に前向きな姿勢を見せる若手には、上司もしっかりと目をかけてやりたくなる。結果として、加速度的に成長していく、というわけだ。

太田 亮 ハーベス取締役/実務家

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おおた りょう / Ryo Ota

1981年生まれ。リクルートスタッフィング、楽天グループを経て、業界最大手の日本M&Aセンターにて実績を積む。同社でのM&A累計成約は30件以上。楽天では支社長、日本M&Aセンターでは営業部長として、人材育成や事業立ち上げ、行政アライアンス/地方創生、M&A、PMI、財務・法務業務に携わり、MVPや年間トップ成績を多数達成。2025年より現職。かつては寝食を忘れて働いていたが、本来の「ナマケモノ」性分を逆手に取り、ムダをそぎ落とすことで、最短で最大の成果を出すスタイルを確立した。『ナマケモンが教える 社会人1年目の仕事術』(東洋経済新報社)を監修。

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