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バブルの空気漂う「教会風の異空間」なのに、店舗は超庶民的… 晴海トリトン『ギリシャ神話フードコート』の衝撃

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  • 鬼頭 勇大 フリーライター・編集者・フードコート愛好家

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晴海アイランドトリトンスクエアの1階に広がる「トリトンキッチン・フードコート」を訪問する(写真:筆者撮影)
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フードコート愛好家の鬼頭勇大さんが、さまざまな街のフードコートを訪れる本連載。
今回は、晴海のフードコート「トリトンキッチン・フードコート」を訪問する。

東京都中央区晴海。一帯は埋立地として知られ、東京オリンピック・パラリンピックに際して大規模な街づくりがなされたエリアである。

選手村跡地に5500戸強の分譲・賃貸住宅、さらに商業施設などが建設され、2024年からマンションへの入居も始まった。そんな晴海には、オリンピック・パラリンピックに沸く以前から、フードコートが存在した。

今回はそのフードコート、その名も「トリトンキッチン・フードコート」を訪問する。

いくつもの大規模イベントの会場になってきた

晴海エリアは明治時代の中頃から昭和にかけての工事で出た土砂によって生まれた埋立地である。

21年開催の東京オリンピック・パラリンピックよりさかのぼること80年ほど、実は1940年に開催予定だった万国博覧会の会場だった。しかしいろいろあって開催が無期延期となったことで、陸軍の傷病兵を収容する場所に転用されたという。

その後、戦争が終わって55年には外国貿易を行う埠頭として開業。同年には「東京国際見本市」を開催。仮設会場での実施だったが、好評だったことから恒久的な展示場である「東京国際見本市会場」を59年に設け、東京モーターショーやコミケの会場として使われた。前後して、56年には10階建ての高層アパートも誕生している。

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【2001年に完成したトリトンスクエア】

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