腎臓が悪くても「たんぱく質」減らしすぎはNGな訳→医師が教える"上限スレスレ"戦略

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長生きしたけりゃ、肝臓と腎臓を同時に整えなさい
肝機能と腎機能の両方が気になっている人は、どのようにたんぱく質とつき合っていけばいいのでしょうか(写真:Syda Productions/PIXTA)
肝臓と腎臓。このふたつは一見まったく違う役割を果たしているように見えますが、じつはお互い深くつながり合い、協力し合いながら人体を運営している“兄弟臓器”です。「肝腎要」の言葉通り、このふたつの臓器の機能を守ることは、人が健康を維持するうえで最重要のカギになると言っていいでしょう。
しかし、肝臓と腎臓は両方とも「沈黙の臓器」。日々の過剰労働で疲弊していても何ひとつ症状を現わさない“沈黙兄弟”です。そのため、気づかないうちにいつの間にか肝機能や腎機能を悪化させてしまう人が後を絶ちません。しかも、両者の機能悪化が進むと、糖尿病、高血圧、動脈硬化、心筋梗塞、脳血管障害といった重大な病気のリスクも大きく高まることになるのです。
こうしたリスクを避けるには、早い段階から肝臓と腎臓をセットでケアして機能を回復させていく姿勢が不可欠。栗原クリニック東京・日本橋の栗原毅院長は、新著『長生きしたけりゃ、肝臓と腎臓を同時に整えなさい』の中で、肝腎要の臓器をよみがえらせるためのノウハウをさまざまな角度から紹介しています。
以下では、その栗原院長が「肝臓と腎臓の両方の健康をキープするたんぱく質の摂り方」について解説します。

肝臓と腎臓の両方を守る食事の工夫が必要

長生きしたけりゃ、肝臓と腎臓を同時に整えなさい
『長生きしたけりゃ、肝臓と腎臓を同時に整えなさい』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

肝臓と腎臓は互いに深く影響し合っている「兄弟臓器」で、片方が不調に陥るとその不調がもう一方へ連鎖します。だから、肝臓と腎臓は「ひとつながりの臓器」と見なして一緒にケアをするほうがいい。「肝腎要」の両方を好調に保っていけば、よりハイレベルな健康をつくっていくことができるでしょう。

もっとも、日本の医療はことごとく「臓器別の縦割り行政」で動いているため、肝臓のことは肝臓専門医、腎臓のことは腎臓専門医が言うことに従いなさいということになってしまいがちです。

ただ、このやり方だと、それぞれのアドバイスに食い違いが出てきてしまうもの。食事ひとつとっても、「肝臓にはいいけれど、腎臓にはよくない食べ物」「腎臓にはいいけれど肝臓にはよくない食べ物」が出てきてしまうことが少なくありません。

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