東洋経済オンラインとは
ライフ

Woltの日本撤退の一方で出前館が「お店と同価格」での配達を開始…「札束の殴り合い」に配達員が抱く"業界への違和感"

10分で読める
  • 佐藤 大輝 肉体派ライター・ウーバー配達員ライター

INDEX

ますます争いが激化するフードデリバリー業界。一体どこが勝ち残るのか…(写真はイメージです:xiaosan/PIXTA)
【写真を見る】Woltの日本撤退の一方で出前館が「お店と同価格」での配達を開始…「札束の殴り合い」に配達員が抱く"業界への違和感"(8枚)

出前館が始めた「お店と同価格デリバリー」正直な感想

フードデリバリー戦国時代において、血で血を洗うような「札束の殴り合い」が加速している。フードデリバリー大手「出前館」は2026年3月1日より、これまで段階的に開始していた『お店価格で出前館』のサービスを、全国47都道府県での提供に拡大した。

このサービスは「フードデリバリーは高い」というユーザーのイメージを払拭し、より多くの人に「デリバリーの日常化」を実現してもらうことを目的としている。イートインとテイクアウト、お店と同価格で料理をデリバリーできる対象店舗は、なんと1万店舗以上になるというから驚きだ。

「お店価格+送料無料」という、どう頑張っても赤字にしかならなさそうな料金体系だ(出所:出前館)

今回のサービス拡大について、出前館の矢野社長は「ナンバー1のシェアを得ることが最終的な戦略」「仮に1件あたりの利益が下がったとて、オーダーがそれ以上に伸びているので、絶対額の利益が増える構造」と述べている(出典:TBS NEWS DIG)。

価格が高いことがフーデリ業界の成長を阻害している…とのこと。店から運んで来てくれるのだから、お店より高くなるのは普通のことに思えるが…(出所:出前館IR資料)

次ページが続きます:
【赤字が続く出前館、生存競争は激化】

2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象