「普通の子」なんていない
小3の息子は、よく言えばとてもマイペースな性格で、自分の感情のおもむくまま、思ったことをストレートに口に出してしまいます。
授業中でも大声でおしゃべりしたり、クラスメイトとのやりとりで気に入らないことがあると、面と向かって「バ~カ!」となじったりします。
でも、いいところもいっぱいあって、幼児のころから絵を描くのが好きで、長い時間をかけて大作を仕上げたり、図鑑で花や植物のことを調べたり、関心のあることには集中力を発揮します。
こういう個性の子だと受け止めて普通に育ててきたし、先生もあたたかく見守ってくださっていると思っていました。ところが、いっこうに落ち着かない息子の様子にたまりかねたのか、担任の先生に「一度、発達相談を受けてみては?」と言われました。
でもそこで、息子が「普通じゃない」と判定されたら……。ショックを受けそうで、踏ん切りがつきません。
【「普通の子」なんていないと、わたしは思います。それぞれの個性をじょうずに伸ばしながら生きやすい環境をつくってあげてほしい。発達障害かどうかより、その行動の背景や理由を知ることが必要です】
もしこのお母さんがわたしのところに直接ご相談に来られたのであれば、わたしは「普通の子でなくてよかったですね」と言ってさしあげたいと思います。
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【すてきな個性をていねいに伸ばす】
