「何ができる・できない」ではなく
息子がスイミングスクールに通い始めた1カ月後に、同じ保育園の子2人も入会しました。その子たちは2カ月に一度の進級テストで、2級いっぺんに進級(飛び級)しています。
でも息子は1級ずつの進級です。彼らに「よかったね」と言う自分の顔がひきつってしまい、しかも「なんで○○できなかったの?」と、息子にくどくど言ってしまいました。
それでも息子は「ママ、応援ありがとう」と言ってくれ、気をつかわせている自分がイヤになります。わたしは保育士をしており、研修で佐々木先生のお話を伺ったこともあります。にもかかわらず、母親としてはうまくいきません。
わたしは昔から、自分と他人を比較して「自分はダメだ」と思う人間でした。わが子にそれはしたくなかったのに、やはり同じです。来年は小学生になり、成績、運動会など比較する相手も増えます。今後も息子を傷つけてしまうのではないかと思うと、怖くてたまりません。
【お母さんの「自信のなさ」が心配です。わが子のありのままを認めるには自分自身を認めなくてはいけません。「結果がよくても悪くても、うちの親は気にしない」と子どもに思い込ませてください】
保育士でも学校の先生でも小児科医でも同じです。「先生」として子どもと向き合うのがじょうずな人でも、自分の子どもにはうまくいかないという人は案外多いものです。
精神科医の子どもが精神を病むというケースもあるのですから、「保育士なのに」とご自分を責める必要はまったくありません。それは別の話です。
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【「一生懸命にやればそれでいい」】
