例えば、トレイルシーカーでは、ソルテラに対して荷室を拡大。その設計にもスバル独自のアイデアを採用したそうだ。
「bZ4Xとソルテラは、トヨタさんが仕立てたものがベースになっています。そこからスバル側が変更点の希望を申し入れるという形で開発を進めました」と、トレイルシーカーの開発者は語る。
対するトレイルシーカーは、「荷室の設計をスバルが担当しているので、スバルが作ったものを逆にトヨタさんにお送りして(「bZ4Xツーリング」として)トヨタさんがチューニングします」と、開発担当者はこれを“両者のベストコース”と表現している。
トレイルシーカーの荷室容量は633リッターで、スバルの現行ラインナップ中で最大。その理由について、「(泊まりがけの)キャンプアウトなどで評価されるアメリカ市場でのニーズを反映して」とのことだ。
実車のハッチゲートを開いて荷室をのぞくと、広大なラゲッジスペースが広がる。ゴルフバッグが4個積めてしまいそうな空間だ。
ソルテラから向上した走行性能
トレイルシーカーの特徴は、荷室だけではない。もうひとつは、ソルテラからのパワーアップだ。
AWDモデル(FWDの設定もある)の後輪用モーターについて、ソルテラ(AWDモデル)は88kWのものを搭載するが、トレイルシーカーでは前輪用と同じ167kWのモーターを採用。出力を大幅に向上させている。
後輪用モーターの最大トルクも169Nmから268Nmへと増大。システム最大出力は、ソルテラAWDが252kWなのに対して、トレイルシーカーAWDは280kWへ引き上げている。
その結果、静止状態から時速100kmまで加速するためにかかる時間は、4.9秒から4.4秒へ短縮。これはかなりよい数値だ。





















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