【ソルテラ/bZ4Xに続く、スバル✕トヨタのBEV】スバル新型BEV「トレイルシーカー」雪上試乗の意図。走行性能と安全性へのこだわり

✎ 1〜 ✎ 148 ✎ 149 ✎ 150 ✎ 151
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
トレイルシーカーのリアビュー
トレイルシーカーのリアビュー(写真:三木 宏章)

例えば、トレイルシーカーでは、ソルテラに対して荷室を拡大。その設計にもスバル独自のアイデアを採用したそうだ。

「bZ4Xとソルテラは、トヨタさんが仕立てたものがベースになっています。そこからスバル側が変更点の希望を申し入れるという形で開発を進めました」と、トレイルシーカーの開発者は語る。

トレイルシーカーの荷室
トレイルシーカーの荷室(写真:三木 宏章)

対するトレイルシーカーは、「荷室の設計をスバルが担当しているので、スバルが作ったものを逆にトヨタさんにお送りして(「bZ4Xツーリング」として)トヨタさんがチューニングします」と、開発担当者はこれを“両者のベストコース”と表現している。

トレイルシーカーの荷室容量は633リッターで、スバルの現行ラインナップ中で最大。その理由について、「(泊まりがけの)キャンプアウトなどで評価されるアメリカ市場でのニーズを反映して」とのことだ。

実車のハッチゲートを開いて荷室をのぞくと、広大なラゲッジスペースが広がる。ゴルフバッグが4個積めてしまいそうな空間だ。

ソルテラから向上した走行性能

トレイルシーカーの運転席まわり
トレイルシーカーの運転席まわり(写真:三木 宏章)

トレイルシーカーの特徴は、荷室だけではない。もうひとつは、ソルテラからのパワーアップだ。

AWDモデル(FWDの設定もある)の後輪用モーターについて、ソルテラ(AWDモデル)は88kWのものを搭載するが、トレイルシーカーでは前輪用と同じ167kWのモーターを採用。出力を大幅に向上させている。

後輪用モーターの最大トルクも169Nmから268Nmへと増大。システム最大出力は、ソルテラAWDが252kWなのに対して、トレイルシーカーAWDは280kWへ引き上げている。

その結果、静止状態から時速100kmまで加速するためにかかる時間は、4.9秒から4.4秒へ短縮。これはかなりよい数値だ。

次ページ積雪、凍結、ドライ路面が混在したコースでの試乗
関連記事
トピックボードAD
自動車最前線の人気記事