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「漫画を描かずに死ねない」→仕事辞め、30代半ばで"漫画家に転身"…10歳で物語に絶望した彼女が、「ノスタルジックな漫画」を描くに至るまで

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【漫画を読む】メグマイルランドさんの『棕櫚の木の下で』は以下から読めます。
佐賀が舞台のボーイ・ミーツ・ガール!"1位しかとれん"小5男子が「韋駄天の女子」に負けた結果 漫画「棕櫚の木の下で」(第1巻 第1話)

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「漫画を描かなければ、死ぬ間際に絶望する」。そんな思いから30代半ばで漫画家としての活動を始めたメグマイルランドさんに、彼女の人生と作品への思いを聞いた(写真:梅谷秀司)
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画家であり漫画家のメグマイルランドさん。美大卒業後、その時々の生活への葛藤や絶望を経て、人生を悔いなく生きようと30代半ばで漫画を描き始めた“異色の作家”だ。
「漫画を描かなければ、死ぬ間際に絶望する」という思いに突き動かされた、魂が込められた作品は、文化庁メディア芸術祭推薦作品に選出されるなど高い評価を受けている。彼女の作家人生と、新作『棕櫚の木の下で』(マガジンハウス)に込める思いを聞いた。

10歳で絶望し、30代半ばで一念発起

ーー2018年に30代半ばで漫画家としての活動をスタートしました。きっかけは?

もともと絵を描くのが好きで美大を出ているのですが、卒業時に就職はせず、アルバイトをしながら絵画の制作活動をしていました。その後、就職しますが、絵画やイラストを集めたサイレント漫画のようなものを描いているうちに、もっとわかりやすくて、たくさんの人が自然に読める物語にして伝えたいという思いが強くなりました。

そんな思いから描き始めたデビュー作の『水辺のできごと』(ナンバーナイン)が、ありがたいことに文化庁メディア芸術祭推薦作品に選出され、現在につながります。

ーーもともと漫画は好きでしたか。

本も漫画も好きでしたけど、読む専門でした。小学生の頃は、童話とか絵本を毎週たくさん図書館で借りて読み漁っていて。物語が当たり前のように身の回りにあったから、きっと自分にも書けるはずだって思っていたんです。

ところが、5年生くらいのときに、自分で物語を作ろうと思って、縁側でさあ書くぞってなったら、何も思い浮かばず、まったく書けなかった。小学生にして、縁側で絶望していました(笑)。物語を書くのは無理だと思ってしまったんです。

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【「描かないまま終わる人生を考えたらゾッとした」】

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