東洋経済オンラインとは
ビジネス #電子部品 最強烈伝。

汎用品に特化、中小型モーター「厚利多売」の極意。マブチモーターの標準化戦略とは

3分で読める 有料会員限定

INDEX

モーターの型数は全体で100程度に集約されている(写真:編集部撮影)
半導体や家電など日本の電機産業は凋落の歴史をたどったが、電子部品は高い競争力を保ち、日本勢が世界生産額の3割超を占める。その強さの源にあるのが独自の経営戦略だ。村田製作所、TDK、ミネベアミツミ――。本特集では彼らの流儀のエッセンスをお届けする。

北総鉄道の松飛台駅(千葉県松戸市)から北へ5分ほど歩くと、広大な敷地を誇る都立八柱霊園に着く。その東端に隣接して本社を構えるのが「中小型モーターの雄」、マブチモーターだ。

ポリシーは、特注品を造らないこと。平均単価150円ほどの汎用品を年間約13億個生産し、2024年12月期の売上高は1962億円。一見、薄利多売のビジネスに思えるだろう。だが、営業利益率は直近10期の平均で12%を超える。同じくモーターを扱うニデックは同約9%、ミネベアミツミは同約7%だ。事業規模は及ばないが、採算性で勝る。

秘訣は「標準化」戦略

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象