激変社会での心の守り方 まじめな人ほど「もやもや」に陥る構造とは？
つい頑張りすぎてしまう人におすすめの「もやもやデトックス法」を紹介します（写真：horiphoto／PIXTA）
日々の暮らしの中で生まれる「ちょっとした違和感」や「言葉にならないもやもや」。それをため込むうちに、心はじわじわと疲弊していきます。書籍『言葉にならない気持ち日記』著者の梅田悟司さんは、「もやもやしている人＝社会や他人ときちんと向き合おうとしている人」と指摘します。本稿では、そんなつい頑張りすぎてしまう人におすすめの「もやもやデトックス法」を紹介します。
ストレスの正体は、日常に潜むささいな違和感
夜、ベッドに横たわった瞬間、胸のあたりが妙にざわつく。仕事でもプライベートでも大きなトラブルがあったわけではない。さっきまで眠かったのに、心が「もやもや」に支配され、気持ちよく眠りにつけそうにない。「明日も寝不足か」そうひとりごとを言いながら、もぞもぞする時間が続く……。
こうした体験、みなさんにもあるのではないでしょうか。私はあります。しかも、増えている気がしてなりません。家庭で、職場で、お店で。家族と、同僚と、友人と。日常のささいな違和感が、気づかぬうちに積み重なり、ストレスに変わります。
こんな状況を解消する方法として、私が提案したいのは「言葉にすること」。最近よく使われる「もやもやの言語化」です。
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