他者に「すごいね!」と言ってもらいたい…SNS時代の《すごい地獄》に疲れた人へ 一流の人に学ぶ“自己肯定感”が満たされる秘訣とは

自己肯定感の安定をもたらす大きな要素は「行動」と「実績」です(写真:ノンタン/PIXTA)
SNSを見続けていると、どうしても自分と他人と比較したり、他人からの賞賛を求め続けるようになってしまいます。人材育成スクールである「永松塾」を主宰する永松茂久氏は、自分で自分を認める、つまり自己肯定感を高めることが他者からの評価に揺らがないコツだといいます。自己肯定感を高めるインナーブランディング方法とセルフイメージの上げ方について、『一流の人に学ぶ心の磨き方』より解説します。
人からの「すごい」を生きる糧にしない
あの世にはさまざまな地獄があると聞きます。しかし、私たちが生きるこの世にもたくさんの地獄が存在します。
身近にある地獄の1つは「すごい地獄」です。
これは、人から「すごいね!」と言ってもらいたくて、お金やモノ、地位に執着してしまうこと。
「月収が〇〇円なんて、すごいですね!」
「1000万円の腕時計なんて、すごいですね!」
「その歳で部長なんて、すごいですね!」
「1000万円の腕時計なんて、すごいですね!」
「その歳で部長なんて、すごいですね!」
もっとお金を稼いで、もっと高級なものを身につけて、もっと出世して「すごい」と言われたい……。
一度この地獄に落ちてしまうと、自分本来の心の在り方を見失い、そこからなかなか抜け出せなくなってしまいます。
「すごい地獄」にはまってしまう原因は、自己肯定感の低さです。自分で自分を認めることができないから、他者からの賞賛を生きる糧にしようとしてしまうのです。
一方、一流の人は自己肯定感で満たされているので、他者からの評価をあまり気にしておらず、まわりから「すごい」と言われても、それを“おまけ”程度にしか考えません。
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